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2015年10月01日 CSR 学術・教育

地域ぐるみでの防災訓練

竹原製煉所(広島県竹原市)主催で、呉海上保安部指導のもと、海上への重油流出事故を想定した海上防災対策訓練が実施されました。
この訓練は、近隣の関係する機関が協力して被害を最小限にするべく、海上防災対策体制の充実と強化を図ることを狙いとするものです。竹原地区に拠点をもつ4つの企業が交替で主催し実施しています。
今回は竹原製煉所のバースに接岸中のタンカーから送油中にバルブが破損、大量の重油が海上に流出したことを想定して行なわれました。
発生情報の伝達、対策本部の設置にはじまり、流出油拡散防止・回収のため、竹原製煉所の内港警備隊・消防自動車隊によるオイルフェンスや油吸着マットの設置などを実際に訓練しました。海上保安部の巡視艇も出動し、海上保安部と連携しながらの対応についても確認しました。
先ずは事故を発生させないことが第一ですが、予期せず事故が発生した際にも迅速かつ的確に対応できるよう、こうした訓練をグループ各拠点で実施してまいります。

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