Cross Talk

クロストーク

失敗を恐れずに挑戦できる環境で、一人ひとりが理想とする働き方を追求していく――それが今、私たち三井金属が力を入れて取り組んでいることです。「どんなキャリアが積める?」「社内の雰囲気は?」「職種によっての働き方に違いはある?」などの疑問に応えるため、さまざまな社員の本音トークを通して、三井金属のリアルを探っていきます。

ママ社員

誰もがそれぞれに合ったキャリアを積み重ねながら働いていける環境づくりにも力を入れています。ライフイベントを経ながら仕事を続ける女性社員4人の姿を通して、働く環境、社内の雰囲気をお届けします。

上司部下×パパ社員

専門性を深め、仕事の幅を広げながらも、プライベートを充実させた働き方を実現できることも三井金属の魅力のひとつとなっています。ワークライフバランスも大切にしながら働く社員がそれぞれの現場の声を届けます。

キャリア採用者

三井金属にはキャリアや年齢、職種を問わず、挑戦できる環境があります。キャリア入社した社員には、三井金属がどう見えているのか。それぞれの目線から仕事のやりがいや、働きやすさについて語ります。

L.W.さん

2013年キャリア入社。電池材料事業部の営業職を経て、現在は機能性粉体事業部の企画職に携わる。2018年に育児休業を取得した後は在宅勤務をメインとして働く。

C.O.さん

2017年入社。総務部で株式業務、渉外業務などを経験し、現在は人事部 労政担当として福利処遇にかかわる制度企画を担当。2021年に育児休業を取得した経験を制度改革に活かし在宅勤務をメインとして働く。

M.I.さん

2018年入社。銅箔事業部 製造課 分析グループに所属。新規分析装置の立ち上げや分析対応、不良メカニズムの解明などを担当。2021年育児休業を取得。

C.I.さん

2011年入社。機能材料開発センターでの発光材料の開発を経て、触媒事業部の開発部で触媒や材料の開発に従事。2015年と2017年の2回、育児休業取得。

専門性を深めキャリアを積む

L.W.さん

女性が長く働きたいと思うと、キャリアの積み方をどうするかという課題が出てくると思います。皆さんはこれまでどのようなお仕事をしてきましたか?入社の理由や仕事のやりがいも聞かせてください。

C.I.さん

私は、環境保全のためにはモノづくりが重要と考えて、大学・大学院では無機材料化学を専攻していました。その専門性を活かして働きたいと選んだのが、三井金属です。事業が多角化されていて自分の研究分野以外の分野もあったけれど、どの分野でも興味を持って仕事ができると思いましたね。入社後はLED用の発光材料の開発を経て、2014年まで自動車メーカー向けに、排ガスを浄化する触媒の開発担当としてお客様とのやりとりも多い業務を経験。現在は要素開発室にて、同じ触媒の材料開発を行っています。「どうして」を明らかにするプロセスが面白いです!

M.I.さん

私は若手でも大きな仕事を任せてもらえる環境に惹かれて入社しました。長い社会人人生の中でいろいろなことにチャレンジできるのではと思いましたね。三井金属に入社後、しばらくは銅箔事業部で製造に関する仕事をしていました。現在は分析や発生した不良のメカニズムを解明する業務を担当しています。現場の皆さんとのコミュニケーションを取る中で、不良のメカニズムに対する対策や考察を納得してもらえると、会社に貢献できた!と嬉しくなりますね。

C.O.さん

私は自由な社風が入社の決め手でした。入社後は総務部で株式業務に従事した後、福岡の三池事務所に異動し、渉外業務を担当しました。その後、本社に戻り、組合との交渉窓口、福利厚生に関する制度の企画に携わっています。社員の皆さんの働きがいや幸せにつながる仕事ができることが、この仕事の醍醐味のひとつ。また、人事・総務の仕事はいろいろな事業所を経験することも勉強になるので、転勤は仕事の幅を広げるよい機会になったと思っています。

L.W.さん

私の場合、語学スキルを活かして海外と関わりのある仕事がしたいと考えていて、海外拠点を多く持っている三井金属を選びました。入社当時は電池材料事業部の営業としてバリバリ働いていて、海外出張も多かったですね。現在は新事業につながる案件の創出や商品に応じたマーケティング活動など企画をメインとする業務を担当。いろいろな部署と連携して業務を進め、それがうまく遂行できたときにやりがいを感じます!

個々のライフイベントに寄り添った働き方

C.O.さん

部署異動のタイミングってどうでした?
私は社内結婚だったのですが、夫が本社勤務、私が福岡の事業所勤務だったときに結婚したので、しばらくは別居していました。それが、子どもがおなかにいるときに私が本社に異動することになったので、そのあたりの事情を踏まえて会社が対応してくれたのかなと思っています。

C.I.さん

私も妊娠を機に異動しました。お客様への対応がメインとなる設計室から、材料開発がメインの要素開発室に異動したことにより、業務スケジュールの調整が比較的柔軟にできるようになりました。

M.I.さん

私も異動したのは子どもができてからです。妊娠中は体調不良が続いていたこともあり、在宅勤務で対応できるように配慮してもらえて、とても助かりましたね。一人ひとりの事情や状況を考えてくれていて、とても心強かったです。L.W.さんは、いかがでした?

L.W.さん

私は以前の職場は海外出張もあったので、妊娠を機に国内メインの業務に異動しました。おなかが大きくなってくると満員電車に揺られての通勤も大変になってきて。体調は好調でしたが、うまく在宅勤務を活用することで、体への負担を軽減できたかなと思っています。
皆さんは、育児休業から復帰した後って、働き方は変わりましたか?
私は在宅勤務をメインにしながら、少しずつ外勤や出張の機会を増やしていきました。

M.I.さん

私は時短勤務をしながら、子どもの用事や自分の体調によっては在宅勤務を活用しています。育児をしながらでも無理せずに仕事と両立できるのが嬉しいです!

C.O.さん

私も時短勤務と在宅勤務でうまく両立ができている感じですね。実は復帰後、一気に仕事の負荷が増えてしまった時期があり、子どもが寝た後に仕事をすることがあったのですが…。繁忙期が落ち着いたところで上司が業務量を調整してくれて、今では時短勤務の範囲内で業務を終えられるようになりました。

C.I.さん

上司やメンバーの理解があることは本当に心強いですよね!私は子どもが2人いるので、育児休業は2回取得していますが、復帰後は保育園のお迎えのため、短時間勤務を選択しています。子どもの体調不良で急な早退やスケジュール変更等が生じることもありますが、職場の雰囲気が悪くなるようなことはなく、子どもの心配までして下さり、感謝しています。

キャリアアップと子育てを両立できる職場環境

M.I.さん

皆さん、育児休業を取得してらっしゃいますが、実際に取得してみてどうでしたか?私は出産準備や育児に専念できることはもちろん、仕事復帰に向けた準備ができるところにも育児休業取得のメリットがあったかなと思っています。

L.W.さん

私は9か月くらいで職場復帰しました。中国だともっと復帰が早いのだけど、日本だと比較的早い復帰だったようで、周囲からは「もう復帰するの?」と驚かれたほど(笑)。それだけ育児休業に対する職場の理解もあるし、サポートしてくれる環境があるってことだと思います。夫も積極的にサポートしてくれるので安心です!

C.O.さん

私の場合は、上長である男性が育児休業を取得したことがあって。それだけに助け合おうという雰囲気がとても強いことが、所属するグループの自慢ですね。福利厚生や、制度に関する業務への取り組み方も変わってきています。人事部門の担当者として、自身の経験も活かしながら、皆さんの働きやすさを実現できる制度へと改革していきたいと考えています!

M.I.さん

仕事に対する考え方の変化、分かる気がします!私、復帰直後は時短勤務で周囲との差ができるんじゃないかと焦ってしまった時期があったんですが、仕事量が減ったとしても会社が自分に求めていることは変わらないと思えるようになってからは、私のやり方でやればいいんだ!と気持ちが楽になりました。

C.I.さん

そうそう!産休や育休でブランクがあったとしても社会人としての業務遂行能力が落ちることはないですよね。私は10か月程度の休業後に復帰したけれど、違和感なく業務に戻ることができました。2つの部署を経験したことがキャリアになっていると感じているし、復帰後も責任ある業務を任せてくれる職場に感謝しています。

L.W.さん

私も子育てを通して「経験が財産になる」ということを実感しました。子育てとキャリアアップは両立できることも分かりました。子育てをする女性たちのキャリアアップをサポートしてくれるような、産休や育休がビハインドにならない制度やサポートがさらに充実していくと嬉しいですね。

「やりたい」という想いに応えてくれる会社

C.I.さん

これからの働き方ってどう考えていますか?
私はもっと専門知識を深めて、周囲から信頼される材料開発のスペシャリストとなることが目標です。そして、一緒に働く仲間がイキイキと能力を発揮できる職場の雰囲気づくりにも力を入れたいですね。

C.O.さん

私は、人事や総務の業務を極めるためにも、子どもが大きくなったら地方の事業所で経験を積みたいです。地方や拠点によって考慮する事情が異なるなど、いろいろな事業所を経験することが業務内容を深めることにもつながると思っています。転勤をチャンスととらえて、さらに仕事の幅を広げていきたいです!

M.I.さん

私は、子どもを連れて海外赴任ができたらいいなと思っています。私自身の経験となるのはもちろんですが、海外を経験することで子どもの将来の可能性も広がるはず!そして「女性だから、子どもがいるからなどの理由で何かをするのが難しい」という概念がなくなる働き方がしたいですね。女性管理職となって、これから子育てをする女性たちのロールモデルになれたら嬉しいです。

L.W.さん

私の部署はフランクに情報共有ができる職場なので、仕事と家庭の両立がしやすいです。子どもが手を離れたら、海外との仕事を増やしていきたい。今手掛けているマーケティングは国内中心ですが、海外のマーケティングにも携わりたいし、海外出張もしたいですね。

M.I.さん

誰もがキャリアを積み続けられる環境は、三井金属を就職活動先として考えてくれている学生の方も関心があるのではないかなと思います。私が学生の皆さんに伝えたいのは、当社にはよい意味で個性的な方が多く、そうした方々と一緒に仕事をするのはとても楽しいということ!誰でも意見を言いやすい環境で、女性社員発信で作業服を変更したこともあります。自分らしく働きたいと考えている方にはピッタリの環境です!

C.O.さん

それは私も感じています。そして三井金属はライフイベントの変化など個人の事情をきちんと配慮してくれる会社です。2022年度からは新しい人事制度が導入され、キャリア開発支援を重視する体制になりました。これから入社する方も安心して働ける環境の中で力を発揮できると思いますよ。

L.W.さん

そうですね。当社は多様性を受け入れてくれる会社です。そして、どんどん意見を言える人、真摯に課題に取り組んで変えていける人が活躍している印象があります。いろいろなことに挑戦できる環境も素晴らしいと思っています!

C.I.さん

三井金属は社員の「やりたい」という気持ちに応えてくれる会社。私は「子どもがいて時短勤務をする女性社員」ですが、それはキャリアの妨げにはならないと感じています。これから入社する方にもやりたいことを大切にしながら、キャリアを積み重ねてほしいと願っています。