大牟田市みなと学童保育所が2階建て施設に
2020年7月に九州地区を中心とする記録的な豪雨で被災した福岡県大牟田市の「みなと学童保育所」の建替え工事が完了しました。2021年11月13日に行われた落成式には、納社長の代理で三池事務所所長の世良氏が出席しました。新しい学童保育所の建設には、三井金属グループが災害復興支援のための義援金として大牟田市に寄付した2,000万円と、地元企業が寄付した1,000万円が工事費の一部として活用されました。
豪雨当時、避難所となっていたみなと小学校の1階部分が冠水。学校の敷地内にあった平屋建ての学童保育所も床上90cmの浸水被害を受け、使用できなくなりました。施設は2021年5月に解体され、工事期間中はみなと小学校の教室を臨時の学童保育所としていました。
水害対策を施した構造で、子どもたちも安心
新しく建設された学童保育所は、鉄骨2階建てです。垂直避難ができる2階建てにすることが重視されました。また、基礎部分を従来より30cm程高くするなど、水害対策が施されています。保育所に通う子どもたちも「2階があって広いので、水害が起きても安心できる」と喜んでいます。式典に出席した三池事務所所長の世良氏は「2階建ての立派な保育所が完成し、児童、先生、関係者の方々、皆さんとても喜んでいました」と話しました。
※役職・役職名等は2021年11月当時のものです。