150th Anniversary

RELAY ESSAY 拠点リレーエッセイ

彦島地区

彦島製錬の創業は1915年(大正4年)、当時三井・三菱と並ぶ大商社であった鈴木商店が第一次世界大戦で使われる野戦砲の材料となる諸金属の製錬を行うために日本金属株式会社を設立したことに遡ります。翌1916年に亜鉛工場が完成、操業を開始して以来、108年の間、経済変動・社会変動に揺さぶられながらも、従業員の努力、地域の皆さまの支援に支えられて存続と成長を成し遂げてきました。
現在は、金属事業・機能性粉体事業・硫酸亜鉛事業の3事業を展開しており、今後も事業の継続と発展、更には未来を見据えた「地球を笑顔にする。」活動により、地域社会に貢献して参ります。

彦島は下関市(本州)の最西端に位置し、豊かな自然と食文化に恵まれ、下関市街地や九州方面へのアクセスが良い場所に位置しています。下関市は「ふく」「くじら」「あんこう」をはじめとした魚介類のみならず、「焼肉」「瓦そば」、「日本酒」等、名産品が豊富にあり、週末には県内外からの観光客で賑わいます。更に、「源平ゆかりの地」や「明治維新ゆかりの地」等、数多くの史跡や文化財を有しております。
彦島は下関市を中心に隣接する北九州市等からも優秀な人材を確保することが出来、更に土地や水も豊かで整備された港もあり工業にとって最適の地です。