150th Anniversary

RELAY ESSAY 拠点リレーエッセイ

日比地区

1893年(明治26年)、児島の実業家、渾大防益三郎氏がここ日比の地で銅製錬事業を始め、以来131年。その後、多くの経営者の手を経て、1943年(昭和18年)三井鉱山株式会社が経営権を取得、1950年(昭和25年)神岡鉱業株式会社日比製煉所、1952年(昭和27年)三井金属鉱業株式会社日比製煉所へ。1968年(昭和43年)には日比共同製錬株式会社が設立され、1972年(昭和47年)1月から操業を開始し、現在に至っています。2006年(平成18年)から14年間、パンパシフィック・カッパー株式会社として、JX金属社との共同経営を経て、2020年4月に”日比製煉株式会社”として、再び三井金属グループとして戻ってきました。

玉野市は、岡山県の南端に位置し、瀬戸内海の美しい自然に囲まれた風光明媚な自然環境に恵まれており、地震などの災害が少なくとても住みやすい土地柄です。市の中心部にある宇野港は、岡山県の海の玄関口であり瀬戸内海の海上交通の重要拠点として発展してきました。訪れる人の心を癒すスポットが多く近年では瀬戸内の島々を舞台に開催される現代アートの祭典として知られる瀬戸内国際芸術祭の「アートの街」として注目を浴びています。また、産業は造船業の企業城下町として発展してきたこともあり、世界に誇れる”ものづくりのまち”といわれ、製造業が中心です。豊かな自然の中で育った特産品を堪能しながら、玉野でリフレッシュしませんか?